暑い夏には衣服に噴射するだけの冷感スプレー
猛暑が懸念される夏において、体や衣服に噴射し体温を下げたり熱の上昇を抑えたりできる「冷感スプレー」が、最近は注目されている。
用途やシチュエーションによって、使用場面が異なる多様な冷感スプレーの中で、今回は衣服に吹きかけて汗がべた付いても清涼感を味わえるタイプの代表的な製品を書いていく。
衣類用スプレーのトップ品
それが「シャツクール・冷感ストロング」
「小林製薬」に吸収合併された「桐灰科学」が販売している、冷感スプレー。
衣類専用の冷感スプレーでは購買者から常に人気上位を獲得している、衣類に噴射し清涼感を持続させるタイプの冷感スプレー。
主成分は「エタノール」と「メントール」とシンプルな構成のため、肌が敏感な方でも肌荒れを起こしにくい優しくなっている。
衣服に吹きかけておき汗をかくと、メントールが溶けだし、身体に冷感をはじめとした爽快感を与えてくれる「衣類用冷感スプレー」の代表的存在。
持続時間は大まかに見積もって1~2時間ほどで、メントールによって汗による身体の不快感を軽減してくれる。
クールミントの香りも強く、汗のにおいが気になる方でも発汗の際の体臭の増加の抑制が期待できる。
価格:100ml/500円(税抜き)
大容量280ml/900円(税抜き)
大容量専用詰め替え370ml/750円(税抜き)。
日常生活では重宝する
スポーツや本格的な熱中症対策に使うよりは、日常生活で外出の際に衣服に吹きかけ、猛暑の状況における不快感を抑制してくれる代物。
肌に直接吹きかけられないので、猛暑の汗の不快感を抑制し、精神面の安定を図る度合いが強く感じられる。
フローラルの香りを強めた製品や、子供向けの低刺激性の製品も販売している。
前述通り、熱中症の危険を低下させるには、少々効力が弱く、謂わば緊急時というよりも生活面を改善する目的の意味合いが強いスプレーである。
体臭による「スメルハラスメント」が声を上げられるようになった世間では、それさえも謂わば「人災」ととらえられかねず、コロナ下におけるマスク着用の暑さ問題もあり、体を常に冷やして置けるメリットがある。
さすがに瞬間冷却とはいいがたいが、猛暑の汗対策、悪臭対策としては常に上位なだけあって、ひんやり間には期待できる。
風都市のいい場所では効果を最大限に発揮できるものと思われ、体温の上昇というよりは、エチケット面を守り「トラブル」を回避するといった意味合いも強い製品である。